東京における雨水中<SUP>36</SUP>Cl,<SUP>7</SUP>Be,<SUP>10</SUP>Beフラックス

DOI
  • 丸山 匡臣
    日本大学大学院総合基礎科学研究科 相関理化学専攻
  • 山形 武靖
    日本大学大学院総合基礎科学研究科 相関理化学専攻
  • 阿瀬 貴博
    東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻
  • 松崎 浩之
    東京大学大学院工学系研究科 原子力国際専攻
  • 永井 尚生
    日本大学文理学部 化学科

抄録

東京において2006年4月から収集した雨水中の誘導放射性核種36Cl(T1/2=3.01×105y),7Be(T1/2=53.3d), 10Be(T1/2=1.50×106y)の定量を行い、降下速度の季節変動を調べた。36Cl降下速度は春にピークをもち7Be,10Beと同様の季節変動を示した。また、36Clと10Beの降下速度は非常に良い相関を示し、10Be/36Cl比は約10であり、推定されている生成速度比とほぼ同じであった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205732119424
  • NII論文ID
    130004593056
  • DOI
    10.14862/geochemproc.54.0.186.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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