高原火山、富士山溶岩ドームにおける苦鉄質包有物から推定されたマグマ混合機構 Magma mixing mechanism assumed from the mafic inclusions of Fujiyama lava dome in Takahara volcano, northeast Japan

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抄録

高原火山は栃木県北部、火山フロント上に位置する第四紀火山である。本研究の対象である富士山は、高原火山北部に形成されたデイサイトからなる溶岩ドームである。高原火山は約10万年前に主要な活動を終えたことが推定されていたが(井上ほか、1994)、富士山に関しては約6500年前という高原火山の中で最も新しい活動で形成されたことが示された(奥野ほか、1997;高島、1999)。 苦鉄質包有物が形成される重要な要因の一つとしてマグマ混合が指摘されている(例えば、Eichelberger, 1975; Koyaguchi, 1986)。富士山では苦鉄質包有物の存在が報告されているが(池島・青木、1962)、これらの苦鉄質包有物に関しての研究例はなく、その成因などは明らかになっていない。そこで本研究では、母岩のデイサイト及び包有物の岩石記載、鉱物及び全岩の化学組成のデータを中心に、これらの包有物の形成及び富士山におけるマグマ混合機構に関して考察を行った。

収録刊行物

  • 日本地球化学会年会要旨集

    日本地球化学会年会要旨集 60(0), 122, 2013

    一般社団法人日本地球化学会

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