NMRと粉末X線回折法によるAlPO<sub>4</sub>高圧相の構造解析

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タイトル別名
  • Structural determination of high-pressure AlPO<sub>4</sub> phases by NMR and powder X-ray diffraction techniques

抄録

AlPO4の6∼7GPa付近の高圧急冷実験から1000°C付近でI相,1500°C付近でII相を新たに見いだした.両相の構造をNMRと粉末X線回折法で調べた.31P MAS NMRからは各相とも3種で同比率の4配位P席があり,27Al MQ MAS NMRからは各相それぞれ2種の6配位Al席と1種の5配位Al席があることが分かった(同比率).粉末X線回折データの解析には実空間のモンテカルロ探索法(FOX)を使い,NMRから得られた配位数と席数を多面体モデル作成に活用した.I相が空間群P-1, II相がP21/c,a,c軸はほぼ同じでIIのb軸がIの約2倍であった.密度は両相ほぼ同じで,常圧相からは約28%増となる.結晶構造は両相ともに,稜を共有した6個のAl多面体による短鎖がPO4四面体でつなぎあわされて,3次元ネットワークを形成している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205545362816
  • NII論文ID
    130004601288
  • DOI
    10.14824/jakoka.2009.0.127.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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