土/水/空気連成有限要素解析を用いた降雨・蒸発履歴による盛土内の応力状態に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Influence to give to a stress state in the Embancment with the rain, the evaporation history using soil / water / air coupled F.E. analysis

抄録

盛土構造物は,安定性や変形特性の向上を目的とした締固め土で構成されている。その盛土の強度発現に寄与する現象の一つに降雨・蒸発履歴が挙げられる。我が国日本では世界の平均に比べて年間降雨量が2倍程度であり、降雨による盛土内の応力変化が起こっていると考えられる。 現在,盛土の設計法では,降雨などの浸透解析結果を用いて円弧すべり解析を行うことになっているが,変形解析は行わず,浸透解析と安定解析を個々に行っている。しかしながら,浸透と変形は連成しており,現在の手法では盛土の評価としては十分だと言い難い。そこで本研究では,土/水/空気連成有限解析コード(DACSAR-MP)を用いて盛土供用開始後に降雨・蒸発履歴を考慮することで盛土内部の応力状態に及ぼす影響を解析的に把握することを目的とする。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205591724032
  • NII論文ID
    130004605088
  • DOI
    10.11345/japannctam.62.0.26.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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