練返しおよび不撹乱試料の鉛直・水平方向圧密係数の比較
書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison between vertical and horizontal coefficients of consolidation of remolded and undisturbed clay samples
抄録
自然堆積地盤には,通常,異方性が存在すると考えられている.本研究は,粘性土地盤の透水性の異方性を考察しようとするものである.ここでは,鉛直排水および放射排水圧密試験を実施し,鉛直方向および水平方向透水係数の比較を行っている.今回は,練返し試料と不撹乱試料を実験に使用し,その比較も行っている.排水方向の違う圧密試験結果を比較する場合,それぞれ一次圧密に要する時間が違うので,実験から求まる圧密定数を比較するのが難しい.そこで,本研究では,二次圧密を考慮した逆解析を実施し,パラメータの同定を行った.結果,提案法によると,鉛直・水平方向の透水係数の相違が鮮明に評価できることが明らかとなった.
収録刊行物
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- 地盤工学研究発表会 発表講演集
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地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS38 (0), 277-278, 2003
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680575379712
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- NII論文ID
- 130004621308
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可