学校カウンセリングにおける教員を中心としたチーム支援のあり方

DOI
  • 栗原 慎二
    広島大学大学院教育学研究科附属教育実践総合センター

書誌事項

タイトル別名
  • Team Support in School Counseling
  • Case Study of a 17-Year-Old Girl With an Eating Disorder Who Was Not Attending School
  • 不登校状態にある摂食障害生徒の事例を通じて

抄録

本研究は, 摂食障害で不登校に陥った女子高校生に対して教員が支援チームを作って関わり, 無事卒業していった事例を通じて, 学校教育相談における教員によるカウンセリングやチーム支援のあり方について検討することを目的とした。本事例の検討を通じてチーム支援の有効性が確認されるとともに, 以下の点が示唆された。(1) 学校や教員の特性を生かしたチーム支援の有効性と可能性,(2) 学校カウンセリング独自の目標設定と方法選択の重要性,(3) コアチームのメンバー構成の重要性,(4) 学校における秘密保持のガイドライン作成の必要性。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205459491200
  • NII論文ID
    130004624266
  • DOI
    10.5926/jjep1953.54.2_243
  • ISSN
    00215015
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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