足病変の病期に応じたリハビリテーション—装具の選択と理学療法実施上の注意点—

書誌事項

タイトル別名
  • Suiting rehabilitation to the severity of the disease and choosing the appropriate orthotics
  • 足病変の病期に応じたリハビリテーション : 装具の選択と理学療法実施上の注意点
  • アシ ビョウヘン ノ ビョウキ ニ オウジタ リハビリテーション : ソウグ ノ センタク ト リガク リョウホウ ジッシ ジョウ ノ チュウイテン

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抄録

リハビリテーションは,足部潰瘍形成予防期から下肢切断後まで幅広く関わる機会があるが,明確な治療方針は確立されていない.リハビリテーションの内容は病期によって異なるが,装具の選択と理学療法は全ての病期に共通する項目である.基本的な考え方として,まず全身状態を確認し,足部(あるいは患部)の状態と下肢機能について評価を行ったうえで,評価結果に基づいて装具を選択し,理学療法プログラムを立案する必要がある.装具選択時の注意事項は,対象者の生命予後および下肢の予後を考慮すること,選択した装具が目的とした機能を果たしているか定量的に評価すること,連続使用に伴う有害事象を予測することである.理学療法プログラム立案時の注意事項は,運動が相対的禁忌となる病態を考慮すること,全身の疾患を考慮し適切な運動負荷量を設定することである.

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参考文献 (27)*注記

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