CRMの視点で見た家庭配置薬システムの可能性

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書誌事項

タイトル別名
  • Challenges and Possibilities for the Household Medicine Lease System Viewed in light of CRM
  • HML-based Everyday Self-medication in Ubiquitous Network Society
  • 家庭配置薬を活用したユビキタスネット時代の日常生活圏医療

抄録

江戸時代の家庭配置薬業振興を起源として,富山には,日本海側最大規模の産業集積が形成された。家庭配置薬業のビジネスモデルは,現在,モンゴル国において成功を収めている。一方,我が国の保健医療分野では,取り組むべき課題が山積している。本稿では,家庭配置薬システムの成功要因に焦点を当て,(1)途上国のプライマリ・ヘルスケア実現にとっての有効性,(2)ICT活用による有効性向上,(3)高齢化が進む我が国の日常生活圏における医療サービス向上策としての可能性を明らかにするとともに,(4)個人単位のセルフ・メディケーションから住民が相互に助け合うコミュニティをベースとしたメディケーションへと発展させることの重要性を提唱する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205679098112
  • NII論文ID
    130004625860
  • DOI
    10.11287/jmdayokoushu.8.0.25.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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