Simple measurement of radioactivity in disaster waste management

DOI

Bibliographic Information

Other Title
  • 災害廃棄物処理における放射能の現地簡易測定

Abstract

本年3月11日の東日本大震災に伴う福島第一原発からの放射性物質の流出は、福島県内における廃棄物処理の大きな障害になっている。20km圏外あるいは計画的避難地域外にあっても、津波廃棄物あるいは、がれき集積地の上に放射性物質が落下しているおそれが否定できず、がれきの移動もままならない状態が続いている。中でも放射能汚染度を測定するために、サンプルを採集するにあたって、汚泥状の水たまりが障害となり、うかつに足を突っ込むと被ばくする恐れもあり,緊喫の対応が必要となっていた。試料持ち帰り後の測定は,ある程度マニュアル化されているものの,液状・汚泥状の物質の現場分析が特に求められている。そこで、まず汚染程度の予備調査と簡易線量計による測定を行ったので報告する。

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001205591157376
  • NII Article ID
    130004631761
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.22.0.67.0
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

Report a problem

Back to top