能動的センシングデバイスCyARMによる形状知覚

DOI
  • 水野 亮
    公立はこだて未来大学大学院システム情報科学研究科
  • 伊藤 精英
    公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科
  • 小野 哲雄
    公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科
  • 岡本 誠
    公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科
  • 秋田 純一
    金沢大学工学部情報システム工学科
  • 小松 孝徳
    信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点

書誌事項

タイトル別名
  • Shape Perception using CyARM - Active Sensing Device

抄録

本稿では,人間の能動的な知覚に着目し,ユーザが環境を知覚するためのセンシングデバイスは,ユーザが能動的にセンサを動かしながら使用するべきであると主張した.また,能動的に使用することの出来るセンシングデバイスを用い,ユーザが環境を知覚できるかどうかを検証した.その代表的な例として,我々がこれまで開発してきた能動的センシングデバイスCyARM を用い,実験を行った.タスクはオブジェクトの形状を特定することであった.実験の結果,特定されやすい形状と特定されにくい形状の特徴が明らかになった.今後は形状知覚タスクの際のモーションデータを用い,「CyARMの動かし方」と「形状知覚の正確性」,「CyARMの動かし方」と「知覚された対象物体の形状」についての関係を分析し,「どのようにCyARMを用いることで形状の知覚が可能になるのか」について明らかにしていく.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680586611840
  • NII論文ID
    130004637761
  • DOI
    10.11247/jssd.55.0.61.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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