籾殻からの高純度非晶質シリカの生成プロセスに関する研究

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タイトル別名
  • Recycling process of rice husk ash to prepare high-purity amorphous silica

抄録

籾殻に含まれる可溶性シリカ成分を非晶質構造の状態で抽出すべく,無機強酸により籾殻を酸洗浄処理した後,600~1200℃で大気焼成した.その際にX線回折により結晶化温度を把握すると同時に,焼成灰中のシリカ純度およびアルカリ金属不純物量に及ぼす酸処理条件の影響を調査した.その結果,籾殻の約70%を示す炭水化物(セルロースやヘミセルロース)は酸処理過程で加水分解することを熱分解ガスクロマトグラフ質量分析によって明らかにした.例えば,加水分解によってセルロースはレボグルコサンを,ヘミセルロースはフラフルールをそれぞれ生成する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205666171520
  • NII論文ID
    130004640190
  • DOI
    10.14912/jswmepac.18.0.129.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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