小型大腸進行癌の1切除例

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  • A case of small colorectal carcinoma 10mm in size invading the muscularis propria

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抄録

症例は65歳男性。大腸内視鏡検査でRSに10mm大のIs+IIc様病変を認め,拡大内視鏡観察ではVN型pit patternを呈し,超音波内視鏡検査では腫瘍部で第1~3層が断裂,第4層も一部上縁の不整がありMP浅層への浸潤が疑われた。腹腔鏡下前方切除を施行。病理組織字的所見では,10×10×7mmのIs+IIc類似5型で,粘膜内病変の辺縁に管状腺腫成分を伴い,太い静脈侵襲によって固有筋層に達する中分化管状腺癌であった。

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