ナノ－マイクロ構造を表面に有する切削工具の開発に関する研究

• 杉原 達哉

  大阪大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻

• 榎本 俊之

  大阪大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻

書誌事項

タイトル別名

• 耐溶着性の向上

抄録

延性の大きいアルミニウム合金の良好な切削加工の実現には，工具への溶着を抑制することが重要である．そこで工具すくい面にフェムト秒レーザにより周期的なナノ-マイクロ構造を形成した切削工具を開発した．その結果，微細構造を有さない，平滑なすくい面を有する通常の切削工具に対して，大きく溶着を抑制することができた．さらに，パターンを持たせて周期構造を形成することで，切削特性をさらに向上させることができた．

収録刊行物

• 精密工学会学術講演会講演論文集

  精密工学会学術講演会講演論文集 2008A (0), 697-698, 2008

  公益社団法人 精密工学会

キーワード

• フェムト秒レーザ
• 切削工具

詳細情報

• CRID: 1390001205651473792
• NII論文ID: 130004658784
• DOI: 10.11522/pscjspe.2008a.0.697.0
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可