プラズマ発生領域制限マスクを用いたPCVM(Plasma Chemical Vaporization Machining) によるSiC基板の切断加工の検討
抄録
炭化珪素(SiC)は優れた物性を持つ材料として期待されている。Siと比べて、SiCはバンドギャップ、熱伝導率、飽和電子移動度、いずれも上回っている。一方、SiCは高硬度、高脆性であるため、その加工には機械加工は不向きである。今回、大気圧プラズマを用いた化学加工をSiC基板のダイシングに応用した結果を報告する。本手法では、ラジカルによる化学反応のみで加工するためダメージフリーかつチッピンングレスなプロセスが実現できる。
収録刊行物
-
- 精密工学会学術講演会講演論文集
-
精密工学会学術講演会講演論文集 2012A (0), 425-426, 2012
公益社団法人 精密工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680633551104
-
- NII論文ID
- 130004660726
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可