合金ナノ粒子担持光触媒によるアルコールを水素源とする高効率脱ハロゲン化反応

• 白石 康浩

  大阪大学太陽エネルギー化学研究センター

• 武田 考功

  大阪大学太陽エネルギー化学研究センター

• 菅野 義経

  大阪大学太陽エネルギー化学研究センター

• 平井 隆之

  大阪大学太陽エネルギー化学研究センター

書誌事項

タイトル別名

• Highly efficient dehalogenation of organic halides with alcohols using photocatalysts loaded with bimetallic alloy nanoparticles

抄録

有機ハロゲン化物をアルコールに溶解させ、Pd-Pt合金ナノ粒子を担持した酸化チタンの存在下で光照射を行うと、アルコールを水素源とする脱ハロゲン化が効率よく進行することを明らかにした。この活性はPdナノ粒子を担持した場合の3倍以上である。これは、Pt上における励起電子の消費(プロトン還元)と生成した水素種の高効率なPd上への移動が効率よく進行するためであることを種々の分光分析により明らかにした。

収録刊行物

• 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集

  石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2011f (0), 200-200, 2011

  公益社団法人 石油学会

詳細情報

• CRID: 1390001205586917376
• NII論文ID: 130004669505
• DOI: 10.11523/sekiyu.2011f.0.200.0
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可