膵臓の分化・再生研究の最前線  [in Japanese] Frontiers in research on pancreas development and regeneration  [in Japanese]

Access this Article

Search this Article

Author(s)

    • 南 幸太郎 MINAMI Kohtaro
    • 神戸大学大学院医学研究科細胞分子医学分野 Division of Cellular and Molecular Medicine, Kobe University Graduate School of Medicine

Abstract

膵臓は異なる2種類の組織,すなわち内分泌組織と外分泌組織から構成されているが,発生上すべての細胞が共通の前駆細胞から分化する.膵臓の発生・分化は段階的に進み,最終的に膵臓ができあがるまで各段階で特徴的な形態を示すとともに転写因子の発現が緻密に制御されている.一般に最終分化を遂げた成体の細胞は,それ以上特性を変化させることがないと考えられてきたが,膵臓の細胞は変化しやすいことが知られ,内分泌細胞間での相互転換や,外分泌細胞から内分泌細胞への分化転換の証拠も見つかっている.膵臓,特に内分泌細胞の分化・再生の仕組みを理解することは,糖尿病の治療へも応用できる可能性を秘めている.

Journal

  • Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi

    Nippon Shokakibyo Gakkai Zasshi 111(8), 1543-1549, 2014

    The Japanese Society of Gastroenterology

Codes

Page Top