[Inhibitory effect of arbutin on melanogenesis--biochemical study using cultured B16 melanoma cells].
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- アルブチンのメラニン生成抑制作用 B16メラノーマ培養細胞による生化学的研究
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Abstract
B16メラノーマ培養細胞を用いて,アルブチンのメラニン生成抑制作用を生化学的に検討した.細胞増殖に影響のない最高濃度は5×10-5Mであった.その時,細胞あたりのメラニン量はコントロールの約39%と明らかな減少を示した.細胞内のチロジナーゼ活性も明らかな減少を示した.同様の条件下で,ハイドロキノンへの加水分解は認められなかった.また,細胞から抽出したチロジナーゼ粗酵素に対して活性阻害作用を示した.アルブチンのメラニン生成抑制作用は,メラノサイトに対する毒性作用によるものではなく,チロジナーゼ活性阻害または生合成阻害によるものと考えられる.また,この作用に対するハイドロキノンの寄与はないものと考えられる.
Journal
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- The Japanese Journal of Dermatology
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The Japanese Journal of Dermatology 101 (6), 609-, 1991
Japanese Dermatological Association