自由移動境界を有するボクセル固体流体連成解析

DOI オープンアクセス
  • 岡澤 重信
    広島大学 大学院工学研究科
  • 西口 浩司
    広島大学 大学院工学研究科 日東電工(株) 研究開発本部 機能設計技術センター
  • 田中 智行
    広島大学 大学院工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Voxel Solid-Fluid Interaction Analysis including Free and Moving Boundary

抄録

本研究は, 大変形や接触などの強い非線形現象においても計算メッシュが破綻しずらい固定メッシュによるボクセル固体流体連成解析について述べるものである. PLIC(Piecewise Linear Interafce Calculation)法によって捕捉した界面情報を, メッシュ内の体積率として用いる平均化手法による連成解析について述べる. まず連続の式と運動方程式の平均化について述べた後に, 固体と流体のそれぞれの構成方程式について示す. そして解析手法として, 時間積分と空間離散化さらにメッシュにおける応力評価と自由移動境界の追跡方法について説明する. 本手法の妥当性を検討するための例題計算においては, 大変形を有する固体と流体さらには複数の固体からなる連成解析を取り扱うことにする.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204471447808
  • NII論文ID
    130004690910
  • DOI
    10.11421/jsces.2014.20140011
  • ISSN
    13478826
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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