AISデータを用いた津波の早期検知・通報システムの構築に関する研究 -船舶挙動解析による津波の検知-
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- 牧野 秀成
- 大阪大学 大学院工学研究科船舶海洋工学部門
書誌事項
- タイトル別名
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- RESEARCH ON CONSTRUCTION OF NOVEL APPROACH FOR TSHUNAMI DETECTION USING SHIP NAVIGATINAL DATA
抄録
本研究は船舶の航行データであるAISデータを利用することで大津波来襲を早期に把握し,それを陸上に通達するシステムの構築を目的とした研究である.通常,日本沿岸を航行する船舶は沖合10km~30kmの海域を航行しており,その多くが自船の情報を他船に通知することを目的とした自動船舶識別装置(Automatic Identification System:以後AISとする)の搭載を義務付けられている.津波来襲時,最も早くその影響を受ける巨大構造物は沖合いを航行している船舶群であり,それらが影響を受けた情報をいち早く陸上に伝達できれば時間的な猶予が確保できるため,沿岸地域の人々の避難や防災・減災対策はより安全な方法を選択し実行することが可能となる.このように,本研究では日本の沿岸を航行するほとんどの船舶がすでに搭載しているAISの発展的使用として,それらを津波の検知センサの如く使用することで大津波来襲を早期に検知し,その情報を陸上に伝達するというこれまでにない斬新かつ効果的なシステムの構築を目指す.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_984-I_989, 2014
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205351972736
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- NII論文ID
- 130004697418
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可