書誌事項
- タイトル別名
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- An Insulinoma in which Glycemic Fluctuation was Successfully Managed Preoperatively by Octreotide Subcutaneous Injections
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抄録
症例は78歳の女性で,意識消失のため近医に救急搬送され,低血糖発作と診断された.腹部造影CTと選択的動脈内カルシウム注入試験で,膵鉤状突起に径17 mmの単発性の腫瘤を認めインスリノーマと診断された.術前低血糖管理のためブドウ糖点滴を試みるも,認知症のため自己抜去を繰り返し管理困難であった.オクトレオチド皮下注射に変更したところ血糖値は100~250 mg/dlで推移し低血糖発作は認めなかった.術中造影超音波で腫瘍の局在を確認し,腫瘍核出術を行った.術後血中インスリン値は基準値内となった.インスリノーマによる低血糖症状に対してはブドウ糖点滴,経口摂取で対応がなされるが,認知症例では血糖管理困難な場合も存在する.オクトレオチド皮下注射は患者負担の軽減につながり,術前の低血糖管理に有用と考えられた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 47 (10), 596-601, 2014
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679896634624
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- NII論文ID
- 130004697443
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可