左折導流路に設置された横断歩道上における自動車と自転車の錯綜事象に関する分析

書誌事項

タイトル別名
  • An analysis of Bicycle and Automobile Near-miss Experience at Crosswalk Lay on Left Turn Channel
  • サセツドウリュウロ ニ セッチ サレタ オウダン ホドウ ジョウ ニ オケル ジドウシャ ト ジテンシャ ノ サクソウ ジショウ ニ カンスル ブンセキ

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抄録

岡山県内には多車線同士が交わる大規模交差点を中心に左折導流路を設置する事例が多く見られる.左折導流路は構造上,導流路内に横断歩道が設置される為,横断歩道上での自動車と自転車の錯綜が生じ,出合い頭事故が多発しており,交通安全対策上の課題となっている.本研究では,左折導流路の横断歩道上における出合い頭事故の原因について,自転車の進入方向・自転車の位置・自転車の速度といった自転車挙動と自動車運転者の急ブレーキ行動の関係性に着目して分析を行った.左折導流路に接近する自転車の進入方向や通行位置の違いが及ぼす,自動車の急ブレーキへの影響を定量的に示し明らかにした.

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 49 (3), 855-860, 2014

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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