たこつぼ心筋症が合併した肥大型心筋症の1例  [in Japanese] Takotsubo cardiomyopathy in patient with hypertrophic cardiomyopathy : A case report  [in Japanese]

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Abstract

症例は64歳, 男性. 双極性感情障害の既往あり. 洗顔中に眼球上転し卒倒した. 呼びかけに反応なく, ただちに救急要請され, 救急隊到着後に心肺蘇生 (cardiopulmonary resuscitation ; CPR) が開始された. 自動体外式除細動器 (automated external defibrillator ; AED) で心室細動を認め, 電気的除細動計12回で洞調律に復帰した. 近医へ救急搬送され, 到着後の心電図でST上昇を認めたため急性心筋梗塞症が疑われ当科紹介となった. 心電図でII, III, aVF, V3~6誘導にST上昇, aVR誘導にST低下, I, aVL誘導に陰性T波を認めた. 急性心筋梗塞症を疑い, 緊急冠動脈造影検査を施行したが, 有意狭窄なく, 左室造影検査で心基部の過収縮と心尖部の無収縮を認めたため, たこつぼ心筋症と診断した. その後の心筋生検の結果からは肥大型心筋症が示唆された. 今回われわれは, たこつぼ心筋症が合併したと考えられる肥大型心筋症の1例を経験したのでここに報告する.

Journal

  • Shinzo

    Shinzo 46(2), 230-236, 2014

    Japan Heart Foundation

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130004716925
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    0586-4488
  • Data Source
    J-STAGE 
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