高炉スラグを用いたコンクリートの塩害環境下における凍結融解抵抗性に関する研究

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タイトル別名
  • RESISTANCE TO FREEZING AND THAWING ON CONCRETE WITH BLAST FURNACE SLAG UNDER CHLORIDE ATTACK ENVIRONMENT

抄録

本論文は、高炉スラグ微粉末および高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの凍結融解抵抗性を調べたものである。水結合材比が40%程度のコンクリートにおいて、蒸気養生を行った場合には、AEコンクリートであっても、十分な凍結融解抵抗性は得られない。しかし、結合材の一部に高炉スラグ微粉末を用いる、または、細骨材に高炉スラグ細骨材を用いることで、コンクリートの凍結融解抵抗性は向上する。さらに、高炉スラグ微粉末または高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートでは、AE剤を用いずに、蒸気養生を行ったものであっても、十分な凍結融解抵抗性が得られることを、塩水を用いた凍結融解試験によって確認した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679806330368
  • NII論文ID
    130004745777
  • DOI
    10.14250/cement.67.427
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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