高炉スラグを用いたコンクリートの塩害環境下における凍結融解抵抗性に関する研究
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- JARIYATHITIPONG Paweena
- ランデス株式会社 本部技術センター研究所
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- 藤井 隆史
- 岡山大学 大学院環境生命科学研究科
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- 細谷 多慶
- ランデス株式会社 本部技術センター
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- 綾野 克紀
- 岡山大学 大学院環境生命科学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- RESISTANCE TO FREEZING AND THAWING ON CONCRETE WITH BLAST FURNACE SLAG UNDER CHLORIDE ATTACK ENVIRONMENT
抄録
本論文は、高炉スラグ微粉末および高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの凍結融解抵抗性を調べたものである。水結合材比が40%程度のコンクリートにおいて、蒸気養生を行った場合には、AEコンクリートであっても、十分な凍結融解抵抗性は得られない。しかし、結合材の一部に高炉スラグ微粉末を用いる、または、細骨材に高炉スラグ細骨材を用いることで、コンクリートの凍結融解抵抗性は向上する。さらに、高炉スラグ微粉末または高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートでは、AE剤を用いずに、蒸気養生を行ったものであっても、十分な凍結融解抵抗性が得られることを、塩水を用いた凍結融解試験によって確認した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 67 (1), 427-433, 2014
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679806330368
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- NII論文ID
- 130004745777
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可