交通行動データを用いた都市特性と交通身体活動量の関連分析

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of the Relationship between Urban Characters and Physical Activity Levels Based on the Travel Behavior Data
  • コウツウ コウドウ データ オ モチイタ トシ トクセイ ト コウツウ シンタイ カツドウリョウ ノ カンレン ブンセキ

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抄録

本研究は、健康との関連が指摘される交通身体活動量の基礎的な傾向を、利用交通手段や個人属性、さらには都市特性との関連から明らかにするため、最初に、2005年実施の全国都市交通特性調査の交通行動データを用いて、個人の交通身体活動量と利用交通手段及び個人属性との関連を分析した。次いで、1987年、1992年実施の全国都市パーソントリップ調査を加えた3年次を対象に、移動時の身体活動量の経年変化を把握し、1987年から2005年にかけて約2割減少していることを明らかにするとともに、都市規模や都市圏内での都市の位置づけといった観点から、身体活動量の差異を検証した。最後に、都市単位での基本的な特性として、市街化区域人口密度と世帯あたり自動車保有台数に着目した上で、これらの都市特性と移動時の身体活動量との関連を経年的に分析した。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 48 (1), 73-81, 2013

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (5)*注記

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