書誌事項
- タイトル別名
-
- Experience Using Chemical Peeling with Glycolic Acid for 199 Acne Cases
- 治療 ざ瘡に対するグリコール酸ピーリング199例の治療経験
- チリョウ ザソウ ニ タイスル グリコールサン ピーリング 199レイ ノ チリョウ ケイケン
この論文をさがす
抄録
2001年に日本皮膚科学会においてケミカルピーリングガイドラインが作成されて以来,ケミカルピーリングは,大学病院や総合病院,また開業医においても,皮膚科治療の一方法として盛んに行われるようになっている。今回,開業医で行われるケミカルピーリングの実態を知る目的で,当院でグリコール酸ピーリングを受けたざ瘡患者199例について検討した結果,2回以上継続して治療を受けたものは176例であり,著効27例と有効105例を合わせ,約75%に治療効果を認めた。一方,副作用は7例に認められ,部分的痂皮形成が2例,強い発赤が認められステロイド外用の必要があったものが5例であった。本治療法は,一般開業医のレベルにおいても,その日常診療で非常に診療頻度の高い尋常性ざ瘡の患者に対して,安全かつ有効性の高い治療だと考えられた。
収録刊行物
-
- 西日本皮膚科
-
西日本皮膚科 68 (5), 548-552, 2006
日本皮膚科学会西部支部
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204298600576
-
- NII論文ID
- 130004831577
-
- NII書誌ID
- AN00183881
-
- ISSN
- 18804047
- 03869784
-
- NDL書誌ID
- 8528699
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可