脾摘が有用であったLeft-sided portal hypertentionの4例
書誌事項
- タイトル別名
-
- A report of 4 cases of left-sided portal hypertension treated successfully with splenectomy
この論文をさがす
抄録
脾静脈閉塞に起因する胃静脈瘤を来した4例に対して脾摘を行い良好な結果が得られたので報告する.患者の平均年齢は55.8歳(53~60歳),すべて男性であった.症状は消化管出血が3例,無症状が1例であった.脾静脈閉塞の原因は膵炎2例,膵癌1例,脾悪性リンパ腫1例であった.4例とも脾摘が行われ,術後の上部消化管内視鏡検査では全例胃静脈瘤は消失し再発は認めておらず,脾摘は有用な治療であると考えられた.
収録刊行物
-
- 日本門脈圧亢進症学会雑誌
-
日本門脈圧亢進症学会雑誌 18 (2), 135-140, 2012
日本門脈圧亢進症学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679458990208
-
- NII論文ID
- 130004852857
-
- ISSN
- 21866376
- 13448447
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可