動的解析手法を用いたインフルエンザ対策の検討

• 藤長 愛一郎

  大阪産業大学

• 大脇 遼

  京都大学

• 諸澤 正樹

  慶應義塾大学

• 渡邊 信吾

  東京大学

• 松下 稔

  兵庫県立神戸高等学校

書誌事項

タイトル別名

• Evaluation of Countermeasures of Influenza by Dynamic Analysis
• ドウテキ カイセキ シュホウ オ モチイタ インフルエンザ タイサク ノ ケントウ

抄録

2009年に世界中で流行した新型インフルエンザＡ（H1N1）を対象に，発病する可能性のある感受性者S，保菌者E，発病者I，免疫保持者RへといたるSEIRSモデルを作成した．そして，特定の学校内など局所的，地域的な傾向を予測できる方法として，発病者と接触し感染する人の行動を確率的に捉えてシミュレーションする「動的解析」を行った．この解析結果を微分方程式の数値解と比較し，動的解析の有効性を確認後，現実社会への応用として，学級・学年閉鎖の効果を検討した．

収録刊行物

• 環境技術

  環境技術 43 (3), 172-179, 2014

  環境技術学会

キーワード

• 新型インフルエンザ
• SEIRSモデル
• 動的解析
• 学級閉鎖

詳細情報

• CRID: 1390001204594553216
• NII論文ID: 130004869108
• NII書誌ID: AN00046213
• DOI: 10.5956/jriet.43.172
• COI: 1:CAS:528:DC%2BC2cXotVahsLc%3D
• ISSN: 18828590
• ISSN: 03889459
• NDL書誌ID: 025353580
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025353580
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可