バイオディーゼルサロゲートの着火特性に関する反応論的解析

• 桑原 一成

  大阪工業大学

• 上林 佑哉

  福井大学

• 酒井 康行

  福井大学

• 安東 弘光

  福井大学

書誌事項

タイトル別名

• Chemical Kinetics Study on Ignition Characteristics of a Biodiesel Surrogate
• バイオディーゼルサロゲート ノ チャッカ トクセイ ニ カンスル ハンノウロンテキ カイセキ

抄録

メチルブタノエートは冷炎反応をほとんど示さず，反応開始温度が低い条件では低い着火性を示すが，反応開始温度が高い条件では高い着火性を示す．この高温着火性の機構を寄与度行列によって解析した．この燃料では効果的にCH₃Oが生成され，豊富なCH₃OがCH₂OとHに分解され，反応初期からH+O₂+M→HO₂+Mによる発熱が見られることが鍵となる．

収録刊行物

• 自動車技術会論文集

  自動車技術会論文集 41 (1), 91-96, 2010

  公益社団法人 自動車技術会

キーワード

• Combustion
• Biodiesel Fuel
• Ignition Delay
• Chemical Kinetics

詳細情報

• CRID: 1390001204615280384
• NII論文ID: 130004870815
• NII書誌ID: AN00105913
• DOI: 10.11351/jsaeronbun.41.91
• ISSN: 18830811
• ISSN: 02878321
• NDL書誌ID: 10532961
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10532961
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可