書誌事項
- タイトル別名
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- The Pitfalls of Thyroplasty Type 2
- コウジョウ ナンコツ ケイセイジュツ Ⅱ カタ ニ オケル ピットフォール
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抄録
内転型痙攣性発声障害の治療法として,一色らが報告した甲状軟骨形成術II型は非常に有効であるが,正しく行わなければ良好な結果が得られない。手術を行うに当たり,以下の点に注意する必要がある。1)正確に甲状軟骨の正中を切開すること,2)喉頭内腔に穿孔を作らないように注意すること,3)甲状軟骨内軟骨膜は声帯レベルでは剥離しすぎないこと,4)良好な音声を得られる開大幅を慎重に判断すること,5)チタンブリッジの固定を,変位しないように確実に行うこと。<br>以上の点に注意して行えば,ほぼ確実に効果が期待できる手術法である。
収録刊行物
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- 日本気管食道科学会会報
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日本気管食道科学会会報 64 (4), 291-296, 2013
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679990507392
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- NII論文ID
- 130004915917
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- NII書誌ID
- AN00187474
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- ISSN
- 18806848
- 00290645
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- NDL書誌ID
- 024844001
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可