アトピー性皮膚炎と好酸球の関係

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タイトル別名
  • Eosinophil and Atopic Dermatitis

抄録

血中の好酸球増多と皮膚組織内への好酸球浸潤とそれが産生する塩基性顆粒蛋白の沈着がみられる皮膚疾患として,アトピー性皮膚炎(AD)や蕁麻疹,好酸球増殖症候群などがあげられる。AD病変部の病理組織の特徴は,海綿状態をはじめとする表皮の変化と,真皮における好酸球を混じる炎症細胞浸潤である。本稿では,ADと好酸球の関係,好酸球の皮膚浸潤メカニズムと病変形成における役割ついて,私たちが行った研究成果を紹介しながら好酸球を標的とした治療について概説する。

収録刊行物

  • 皮膚の科学

    皮膚の科学 5 (Suppl.7), B17-B20, 2006

    日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680165415936
  • NII論文ID
    130004934482
    130005404774
  • DOI
    10.11340/skinresearch.5.suppl.7_b17
  • ISSN
    18839614
    13471813
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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