ハワイアンウッドローズ種子抽出液の雄マウスの行動及び神経症状に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects on the Behavior and Neural Symptoms of Male Mice Administrated Extract of Commercially Distributed Hawaiian Wood Rose Seed

抄録

東京都によるいわゆる脱法ドラッグ条例の制定と国による追随の結果、未規制薬物市場においては化学系違法ドラッグが減少する代わりに、植物系ドラッグが増加している。今回、リゼルグ酸アルカロイドの含有が疑われる市販品のハワイアンウッドローズ種子からの抽出液をマウスに経口投与して、行動及び神経症状に対する影響について我々が開発したスクリーニング試験法を用いて調べた。高用量群で、首振り運動や鎮静作用、音に対する外界反応の亢進、痛反応及び払いのけ反射の増強等がみられた。これらの変化には、脳内セロトニンの消長が関与するものと示唆された。

収録刊行物

  • 化学生物総合管理

    化学生物総合管理 6 (1), 58-65, 2010

    特定非営利活動法人 化学生物総合管理学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680230874880
  • NII論文ID
    130004943410
  • DOI
    10.11171/chemobio.6.58
  • ISSN
    13499041
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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