地盤材料を対象としたX線CTデータのEMアルゴリズム解析による間隙内流体材料の領域分割と混合率の評価

  • 椋木 俊文
    熊本大学大学院 自然科学研究科 X-Earth Center
  • 藤見 俊夫
    熊本大学大学院 自然科学研究科 減災・防災センター
  • 松本 英敏
    熊本大学工学部 技術部 技術専門職員

書誌事項

タイトル別名
  • Image segmentation and its quantitative evaluation of X-ray CT data of geomaterials using EM algorithm

抄録

近年,X線CTスキャナの高度化に伴い,地盤材料内部の間隙構造の可視化とその定量化が可能になりつつある.X線CT画像を用いて地盤材料の物性を定量評価する場合,土粒子と間隙の領域分割するための画像データの閾値の決定が重要である.本研究の目的は,地盤材料を対象としたX線CTデータ(CT値)の領域分割値(閾値)を客観的に決定する手法を提案することにある.本研究では頻度解析手法としてEMアルゴリズムに準ニュートン法の一つであるグリッドサーチを導入した頻度解析によってCT値ヒストグラムの領域分割を実施し,これらの解析手法の有効性を示すとともにミクセル量の推定とその空間分布を評価した.

収録刊行物

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参考文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680234943360
  • NII論文ID
    130004944108
  • DOI
    10.3208/jgs.9.555
  • ISSN
    18806341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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