Field Survey for Tsunami Trace Height along the Coasts of the Kanto and Tokai districts from the 2010 Chile Earthquake

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Other Title
  • 2004年インド洋地震津波のタイ国海岸Phuket島及びKhao Lak以外の場所での浸水高調査
  • 2010年チリ中部地震による関東・東海地方沿岸の津波痕跡調査
  • 2010ネン チリ チュウブ ジシン ニ ヨル カントウ トウカイ チホウ エンガン ノ ツナミ コンセキ チョウサ

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Abstract

2004年インド洋地震津波のタイ国の調査は, 松冨他 (2005) および佐竹他 (2005) がPhuket島およびKhao Lak周辺の地域について行った. そこでわれわれは, タイ国インド洋沿岸 (Phuket島以北Ranong以南) における津波浸水高や被害状況の全体像を知るために, Phuket島以北Ranong以南で, 調査が完了している地点以外の地域の調査を行った. その結果, Ko Phra Dap島にあるBan Thung Dapでの浸水高が, この周辺では一番高い19.6mであったことがわかった. またこの地域から北に向かうにつれて, 津波の高さが低くなっていることもわかった. すなわち, われわれの調査結果と, すでに行われた調査結果を重ねると, Ban Nam Kim周辺で津波の浸水高分布が最高となり, ここをピークとして南北に次第に低くなっていることがわかった.

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