岩礁域に囲まれた苫前漁港の漂砂特性

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タイトル別名
  • 北海道日本海沿岸の遠別漁港内の漂砂現象への長周期波の影響
  • Sediment Transport Characteristics of the Tomamae Fishery Port and Surrounding Shore Reef
  • ガンショウイキ ニ カコマレタ トママエ ギョコウ ノ ヒョウサ トクセイ

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抄録

北海道日本海沿岸に位置する遠別漁港では港内への漂砂流入が大きな問題である. 漁港周辺の波浪調査結果によると有義波高の大きな時に約90秒をピークに持つ長周期波が発達している. 本研究ではこの長周期波が漂砂移動に寄与しているのではないかと考え, 漁港内漂砂現象の把握を目的として波浪・濁度・砂面変動等の現地調査を行った. その結果, 遠別漁港では長周期波による浮遊砂の移動が港内堆砂現象に大きな寄与を及ぼしていると判明したため, 長周期波の流況と浮遊砂による漂砂の移動を組み入れた漂砂モデルを構築し現地へ適用した. モデルは港内の漂砂流入を精度良く再現することができた.

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