サンドパック工法の設計時の耐候性能決定方法の検討
書誌事項
- タイトル別名
-
- ASSESMENT OF WEATHER RESISTANCE AT DESIGN OF GEOTEXTILE BAG
抄録
サンドパック工法は,現地の砂を繊維素材で構成された袋材に詰める海岸保全のための工法である.土木工事に使用される繊維素材のものとして大型土のうや袋詰め玉石工など仮設材として使用されているが,コンクリートなどの従来の海岸構造物に比べて実績も少なく耐久性について未解明な部分が多い.特に海岸で使用する場合は,紫外線による劣化に加えて海塩などの影響も加わり繊維素材にとって厳しい環境下であると考えられる.そこで,本研究では,実際に海岸に繊維基布の試験体を設置し引張強度と貫入抵抗強度試験を行い,劣化現象を確認した.また,サンシャインウェザーメーターを用いた促進暴露試験と屋外暴露試験の結果より繊維基布の残存強度を推定する方法を提案した.
収録刊行物
-
- 土木学会論文集B3(海洋開発)
-
土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_714-I_719, 2012
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680330707968
-
- NII論文ID
- 130004961597
-
- ISSN
- 21854688
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可