速度応答包絡線を用いた閾値超過継続時間のスペクトル表現とその応用

書誌事項

タイトル別名
  • Spectrum Representation of Strong Motion Duration Using Total Threshold Intervals of Velocity Response Envelope and Its Application

抄録

線形1自由度系の速度応答包絡線を用いて、所定の固有周期において速度閾値を超過する継続時間をスペクトル表現した「閾値超過継続時間スペクトル」を提案した。内陸型地震と海溝型地震の数値計算例を通じて、振幅特性・周期特性と関連付けられた継続時間の有効性を示した。さらに、2011年東北地方太平洋沖地震における広域的評価を行い、閾値超過継続時間マップを作成した。また提案手法の拡張として、周期依存型の閾値設定により様々な事象の継続時間測定に応用できることを示した。閾値として避難行動限界曲線を採用した適用例を挙げ、行動難度継続時間のスペクトル表現と、その広域評価によるマップ表現の試算例を示した。

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参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205358771712
  • NII論文ID
    130004962780
  • DOI
    10.5610/jaee.15.1_1
  • ISSN
    18846246
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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