重症心身障害児 (者) におけるフードを用いたエネルギー代謝量の測定
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抄録
通気型の透明プラスチックフードを用いて間接熱量計によって重症心身障害児 (以下重症児) の安静時エネルギー代謝量を測定した. 対象は経管栄養法が施行されている重度の痙性四肢麻痺の2名である. <br> エネルギー代謝量はそれぞれ725kcal/日, 531kcal/日で, 測定中に覚醒しているにも係らず安静を保つことができた. <br> この値から1日の推定エネルギー必要量の算出を試み, 摂取エネルギー量や身体計測値と比較した. 本法はエネルギー必要量を推定する際の指標になる可能性があると考えられた. <br> また, 重症児では従来のマスクを用いる方法では, 装着が煩雑で, 違和感が強いため測定が困難な場合が多い. 本法は違和感が少なく, 手技も簡便で短時間に正確なエネルギー代謝量の測定が可能であるため, 重症児に適した方法であると考えられた.
収録刊行物
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- 脳と発達
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脳と発達 47 (1), 53-54, 2015
一般社団法人 日本小児神経学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680496531456
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- NII論文ID
- 130005005753
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- ISSN
- 18847668
- 00290831
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可