コバルトポルフィリン2量体を触媒とする9-アルキル-10-メチル-9,10-ジヒドロアクリジンのアルキル基の酸素化反応

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タイトル別名
  • Oxygenation of Alkyl Groups of 9-Alkyl-10-methyl-9,10-dihydroacridines Catalyzed by Cofacial Dicobalt Porphyrin

抄録

ベンゾニトリル中過塩素酸存在下、パックマン型コバルトポルフィリン2量体を触媒としてNADH類縁体である9-アルキル-10-メチル-9,10-ジヒドロアクリジンの酸素による酸化反応を行なうと、アルキル基の種類によりC-C結合あるいはC-H結合の開裂が起こることが分かった。特にtBu基の場合、2電子酸化されたtBuOOHあるいは4電子酸化されたtBuOHが生成することが分かった。その多電子酸化された生成量に対する2量体のスペーサー間距離による影響、そしてC-C結合開裂速度と全体の酸素化反応速度との関係について明らかにする

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680531543168
  • NII論文ID
    130005011074
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.17.0.275.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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