長距離バリスティック熱伝導をもたらす新材料

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タイトル別名
  • New material of long-distance ballistic heat conduction
  • 2. Non equilibrium molecular dynamics simulation for heat transfer
  • 2.非平衡分子動力学法による熱輸送解析

抄録

長距離の弾道的熱伝導が行われていると考えられる結果が、カップスタック型カーボンナノチューブ(CSCNT)の熱伝導率計測から得られている。そこで、熱輸送の現象を明らかにするために、非平衡分子動力学法を用いたCSCNTの熱輸送解析を行った。カップ間結合にはレナードジョーンズポテンシャルを適用した。カップ3個の構造と5個の構造では系全体の熱抵抗はほとんど変わらず、フォノンが散乱されずに輸送されていることが示唆される。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205586624896
  • NII論文ID
    130005018804
  • DOI
    10.11368/nhts.2009.0.226.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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