高速に回転する球面上の2次元順圧減衰性乱流

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タイトル別名
  • Two-dimensional barotoropic decaying turbulence on a rapidly rotating sphere
  • コウソク ニ カイテン スル キュウメン ジョウ ノ 2ジゲンジュンアツ ゲンスイセイ ランリュウ

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抄録

回転球面上での順圧 2 次元減衰性乱流のアンサンブル数値実験を, これまでよりも回転の大きな場合にまで行なった. これまでの研究結果と整合的な, 極での西向き周極流と中低緯度での縞状構造が出現し, 回転が大きくなるにつれてその幅がせまくなる様子が高回転状態でも確認された. しかししながら, これまで行なわれた回転の大きさよりも大きな状態での周極流の幅と強さの回転角速度との関係は, 無次元化された回転角速度が 400 以上の高回転状態で変化し, それぞれ回転角速度の -1/4 乗および 1/4 乗に比例することが見いだされた.

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