わが国の宝石学のはじまりについて

• 林 政彦

  聖徳大学　川並記念図書館

書誌事項

タイトル別名

• On the initiation of gemmology in Japan

抄録

宝石学会（日本）創立の際の趣意書に、「久米武夫氏の初期的な研究がありながら、日本には宝石学が在存しないという比判が外国の宝石学者からしばしば寄せられたものです。」（1）と書かれているように、宝石学会の設立は当時の時代の要請であった。今からちょうど30年前に発起人たちが集まり、その翌年に宝石学会（日本）が創設され、宝石学（Ｇemmology）の発展に貢献してきた。その結果、現在のわが国の宝石学のレベルは他の国に肩を並べるようになった。特に、さまざまな最新鋭の分析機器が宝石の鑑別にも利用され、最新知見が得られた結果、宝石学の発展にも寄与した（2）。今回、わが国に宝石学が導入されてきた時期について調べてみたので報告する。

収録刊行物

• 宝石学会(日本)講演会要旨

  宝石学会(日本)講演会要旨 25 (0), 6-7, 2003

  宝石学会（日本）

詳細情報

• CRID: 1390282680571400320
• NII論文ID: 130005021662
• DOI: 10.14915/gsj.25.0.6.0
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可