「混線」する文化の民族誌
書誌事項
- タイトル別名
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- Ethnograpy of "Cross lined"Cultures
- Befor "Tabunka-Kyosei" of Nagata, Kobe
- 「多文化共生」以前の神戸・長田
抄録
本報告の目的は、現在の多文化状況の基盤である地域社会の近代において、どのような形で多文化が「混線」していたかを報告することである。このことは、そのまま多文化共生研究において、しばしばそれ以前の地域社会の社会文化空間の複雑なダイナミズムが捨象され、結果としてあたかも1990年代のグローバル化以前の日本社会を「単一民族国民国家」のイメージで捉えていることの批判を試みる。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 145-145, 2010
日本文化人類学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680689379968
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- NII論文ID
- 130005050227
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可