痛みの経験から生まれる身体的共同性

• 萩原 卓也

  京都大学大学院　人間・環境学研究科

書誌事項

タイトル別名

• Corporal Cooperativity Formed by the Experience of Pain
• From the Examination of Female Professional Wrestlers
• －女子プロレスラーの事例から－

抄録

本発表は、日本における女子プロレスラー（以下、レスラー）の痛みをめぐる経験をみていくことで、その経験を介して生まれる身体的な共同性を考察する。そこから、身体を介したエンパワーメントの議論や、スポーツにおける痛み研究が捉え損ねている、間身体的なつながりの位相を指摘することを目的とする。そして、その身体的な共同性こそが、レスラーたちを「エンパワー」している根本に存在するものである可能性を考えていきたい。

収録刊行物

• 日本文化人類学会研究大会発表要旨集

  日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 93-93, 2012

  日本文化人類学会

キーワード

• 痛み
• 身体
• 共同性
• エンパワーメント

詳細情報

• CRID: 1390282680689332736
• NII論文ID: 130005050485
• DOI: 10.14890/jasca.2012.0.93.0
• ISSN: 21897964
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可