原子力プラント保守支援システムの開発

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タイトル別名
  • Development of Maintenance Support System for Nuclear Power Plants

抄録

原子力プラントの定検短縮や設備保全の高効率化を目的に、弁保守支援と現場作業支援の2種類のシステムを開発した。前者は、作業時の弁操作情報を無線で管理端末に伝送することにより手動弁開閉状態のリアルタイム管理を可能にする仕組みである。ヒューマンエラーの低減が課題であり、弁ハンドルロック用開閉鍵とIDタグとの併用により、定められた作業を規定の順序で実施するように導くインターフェースを実現した。後者は、現場での保守作業に必要な設備図書や要領書の閲覧・チェック、作業結果の記録をタブレット端末で実現し作業の効率化を図るもので、従来できなかった膨大な設備図書の自由な現場閲覧・チェックが可能となる。また紙ベースでの作業結果の記録を電子的に記録することで、その後の状態監視へのデータ活用を可能とする。これらシステムの適用によりヒューマンエラーの低減と作業効率が向上できる見通しを得た。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205726593408
  • NII論文ID
    130005051422
  • DOI
    10.11561/aesj.2012f.0.218.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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