第四紀海洋堆積物の水銀含有量とナンノ化石量に基づく海洋水塊構造変動

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タイトル別名
  • Ocean stratification based on mercury content and the number of nannofossil of the Quaternary sediments

抄録

カリブ海バハマ沖の深海底コア(130万年-35万年前)の水銀含有量の測定を行った結果、その変動パターンはTOC量とともに下部透光帯種数の変動と相関することが明らかとなった。さらに、アラビア海オマーン沖の深海底コア(現在から50万年前)では、透光帯種数と比較して下部透光帯種数の割合が高い比較的成層化した期間において、湧昇強度が高い期間よりも堆積水銀量が高いことが明らかになった。このようなカリブ海バハマ沖とインド洋オマーン沖の深海底コアの水銀含有量変動のメカニズムと気候変動の関係等について報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205732506496
  • NII論文ID
    130005054042
  • DOI
    10.14862/geochemproc.56.0.40.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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