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- 菅原 徹
- 早稲田大学人間総合研究センター宮崎正己研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Shape and Facial Muscle Activity of Smiles
- エガオ ノ ケイジョウ ト ヒョウジョウキン カツドウ ノ ブンセキ
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抄録
コミュニケーションにおけるなにげない笑顔は情報の受発信のスピード,容量,親和性を一変させるほどのチカラがある.また,笑顔を随意的につくることにより,表情筋活動の生理的フィードバックがポジティブな感情を喚起することも報告されている.笑顔は多様性があり,本物の笑顔だけが精神的,身体的な健康上の恩恵につながる可能性は高い.一般的に好感を持たれる,喜びを感じることができる笑顔は「デュシェンヌスマイル」と呼ばれる.これとは対照的に,不自然な笑顔や社交辞令的ほほ笑みは「ノンデュシェンヌスマイル」と総称される.この二つの笑顔の違いについて,顔の何学的な特徴の分析から明らかにする.さらにそれぞれの笑顔の表情筋活動パターンを筋電図により明らかにする.その結果,デュシェンヌスマイルには黄金比が表れ,表情筋の収縮に特異なパターンがあることがわかった.人と人との関係性を深める笑顔について,分析を通して解説したい.
収録刊行物
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- 可視化情報学会誌
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可視化情報学会誌 34 (133), 14-19, 2014
社団法人 可視化情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204623887872
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- NII論文ID
- 130005062251
- 40020037520
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- NII書誌ID
- AN10374478
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- ISSN
- 1884037X
- 09164731
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- NDL書誌ID
- 025391633
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可