人工物工学研究の新しい展開

DOI
  • 太田 順
    東京大学人工物工学研究センター
  • 西野 成昭
    東京大学人工物工学研究センター 東京大学大学院工学系研究科
  • 原 辰徳
    東京大学人工物工学研究センター
  • 藤田 豊久
    東京大学人工物工学研究センター 東京大学大学院工学系研究科

書誌事項

タイトル別名
  • New research trends in artifactology
  • ― 個のモデリング・社会技術化へ ―
  • — Modeling of individuals and socialization technology —

抄録

東京大学人工物工学研究センターは、人工物工学に関する諸問題を解決するために設立され、現在第Ⅲ期に入っている。問題解決シナリオとして、まず、問題解決を問題設定の側面から扱う共創的なアプローチを採用する。データ分析法や計算科学、シミュレーションを基盤とし、実験経済学、実験心理学的手法を組み入れたモデル化を指向する。個の認識過程、認識に基づく個の活動、さらには個の価値形成という3つの側面に注目したモデル化を行う。この提案は、マルチステークホルダーの存在による社会技術的な側面と、個のモデリングという人間的な側面の両者を包含しており、製品サービスシステムのモデル化等の新しい問題設定がなされている。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680276645760
  • NII論文ID
    130005064077
  • DOI
    10.5571/syntheng.7.200
  • ISSN
    18832318
    18830978
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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