Well-definedなパラジウム錯体触媒を用いる置換アセチレンの重合

• RODRIGUEZ CASTAÑON Jesus

  京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻

• 宮城 雄

  関西大学化学生命工学部

• 大滝 善永

  関西大学化学生命工学部

• 三田 文雄

  関西大学化学生命工学部

書誌事項

タイトル別名

• Polymerization of Substituted Acetylenes by Well-defined Palladium Complex Catalysts
• Well-defined ナ パラジウム サクタイ ショクバイ オ モチイル チカン アセチレン ノ ジュウゴウ

抄録

パラジウム錯体触媒を用いる置換アセチレンの重合に関する，筆者らの最近の研究をまとめた．[(dppf)PdBr(R)]/AgOTf触媒を用いることにより，従来のメタセシス触媒では不可能であった，極性/非極性置換基を有する二置換アセチレンの配位–挿入機構による重合に成功した．MALDI-TOFマススペクトル分析より，ポリマーの末端に触媒由来の置換基Rが導入されていることを確認した．

収録刊行物

• 高分子論文集

  高分子論文集 72 (5), 208-217, 2015

  公益社団法人 高分子学会

キーワード

• Conjugated Polymer
• Insertion Mechanism
• Palladium
• Substituted Polyacetylene
• Well-defined Catalysts

詳細情報

• CRID: 1390282681503097984
• NII論文ID: 130005070948
• NII書誌ID: AN00085011
• DOI: 10.1295/koron.2014-0082
• ISSN: 18815685
• ISSN: 03862186
• NDL書誌ID: 026441824
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026441824
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可