斜杭ラーメン高架橋を対象とした地盤変位作用時の動的挙動に関する実験的検討

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL STUDY OF SEISMIC RESPONSE UNDER KINEMATIC AND INERTIAL INTERACTIONS OF RIGID FRAME VIADUCT ON BATTER PILES

抄録

斜杭基礎による制震効果には,構造物の慣性力に対する静的な水平抵抗の上昇に加え,地盤変位作用時の逆ロッキング動および入力損失による制震効果が確認されている.静的な水平抵抗上昇による効果は既往の研究により評価されているが,逆ロッキング動および入力損失が構造物全体の応答にもたらす効果を定量的に評価できていないのが現状である.本研究では,直杭および角度5度の斜杭基礎を有するラーメン高架橋模型(約1/10スケール)を用いた振動実験を実施した.その結果,斜杭基礎のラーメン高架橋においては応答低減効果が全周波数にわたって得られることが確認された.また,数値解析を交えた検討により,逆ロッキング動と入力損失が構造物全体に与える制震効果について定量評価した.

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参考文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205355644672
  • NII論文ID
    130005088469
  • DOI
    10.2208/jscejge.71.163
  • ISSN
    21856516
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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