和田峠黒曜岩と石器

• 牧野 州明

  信州大学学術研究院理学系

• 高橋 康

  信州大学学術研究院理学系

• 中村 由克

  明治大学黒耀石研究センター

• 向井 理史

  サンコーコンサルタント株式会社

• 法橋 陽美

  株式会社エスピック

• 津金 達郎

  信州大学山岳科学研究所

書誌事項

タイトル別名

• Obsidian and archeological artifacts around Wadatouge district
• ワダトウゲ コクヨウガン ト セッキ
• Obsidian and archaeological artifacts around Wadatouge district

抄録

和田峠周辺は良質な黒曜石やざくろ石の産地，あるいは石器の原産地である．しかし，黒曜岩は露出状況が悪く構成物質も非常に細かいという事情が，黒曜岩の岩相や組織を探ることを妨げている．最近，機器の性能が向上するに伴い，微細な構成物の分析や観察も可能になり，黒曜岩にみられる微細組織の観察と理解が進んできた．今回、和田峠の黒曜岩と流紋岩に記録されている組織から読み取れるマグマの冷却と穏やかな脱ガス過程とそれを反映した岩相変移を紹介する．

収録刊行物

• 地質学雑誌

  地質学雑誌 121 (7), 249-260, 2015-07-15

  一般社団法人 日本地質学会

キーワード

• 黒曜岩
• パーライト
• 球顆
• 石器素材

詳細情報

• CRID: 1390001206240930688
• NII論文ID: 130005091854
• NII書誌ID: AN00141768
• DOI: 10.5575/geosoc.2015.0019
• ISSN: 13499963
• ISSN: 00167630
• NDL書誌ID: 026679660
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/026679660
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026679660
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/121/7/121_2015.0019/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可